エンジン車と電気自動車の構造上の違い


エンジン車と電気自動車の構造上の違いを説明します。


●エンジン車の動く仕組み


まずエンジン車の動く仕組みから見ていきます。
エンジン車は、ガソリンを燃料としているので
最初にガソリンが燃えやすい状態を作らなければいけません。


燃えやすい状態というのは、
空気とガソリンが程よく混ざった混合気という状態です。


混合気を作るために
ガソリンを霧状に噴射する装置を使っています。


混合気ができたらそれに着火します。
着火には、電気の火花を使われ
その火花を作るのがスパークプラグです。


そしてそれを強い力にするために
シリンダーとピストンを使って
混合気を圧縮して燃やしています。


このようにして急速な燃焼が起こり
強い回転力を生み出しています。


エネルギーの流れとしては、下記のようになります。

1.ガソリンタンク
2.エンジン
3.トランスミッション
4.タイヤが回転
5.排気管やマフラーから排気ガス


●電気自動車の動く仕組み


電気自動車の場合は、
燃料となる電気がそのまま使えます。


バッテリーから電気を流せば
電気量を調整するインバーターを経由して
モーターが回るだけです。


回転の調整もアクセルを踏んで
電流を上げ下げするだけなので
モーターの回転数をすぐ変えられます。


エンジン車の場合は、構造が複雑な分、
ペダル操作の反映が電気自動車に比べて
どうしてもコンマ何秒か遅れます。


エネルギーの流れとしては、下記のようになります。

1.バッテリー
2.インバーター
3.モーター
4.タイヤが回転


電気自動車の構造はシンプルです。
ガソリンタンクもいらないし、
それをエンジンに供給するためのポンプや配管もいらない。
ガソリンを燃やした後の排気ガスを外に出す排気管もいらない。
ガソリンの爆発音を抑えるマフラーもいらない。


こうしてみるとエンジン車に比べて
部品の数も少なく、仕組みがシンプルです。